「ほとんどの人は、イベントを終えても紙の束を持ち帰るだけで、何をしたかほとんど覚えていません」と、Intcomex の中南米担当クラウド セールス ディレクター、Camilo Ballen 氏は語っています。
Intcomex にとって、このような断片化はあらゆる面で問題を生み出していました。参加者は、そのときに何が起こっているのか、または何に注意を向けるべきかがわからず、貴重な会話の機会を逃していました。一方、ブースのスタッフは、参加者を出迎える際に名前とバッジしか手がかりがなく、商談につなげたり、契約をまとめるために役立つような背景情報を得ることができませんでした。イベントの事前登録やデジタル アジェンダがあっても、誰が、いつ、何に興味を持ったのか、どのようなコンテンツが本当に興味を喚起しているのかを統合的に把握することはできませんでした。データ重視なことで知られる同社にとって、自社イベントにおけるデジタル エクスペリエンスと現地でのエクスペリエンスの間に連続性がないことは、大きな見落としだと感じていました。
しかし、Intcomex が求めていたのは、受動的な追跡やイベント後のレポートだけではありませんでした。同社が思い描いていたのは、リアルタイムで参加者をダイナミックにガイドし、インテリジェントなコンテキストで会話をサポートし、最後の基調講演が終わった後もずっと役立つビジネス インサイトを提供する方法でした。その目標は、より良いイベントを作り上げることだけではありませんでした。顧客と企業の両方にとって、よりスマートでつながりのあるエクスペリエンスを創造することだったのです。