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SoftwareOne は Azure Arc でシームレスな移行エクスペリエンスを提供

SoftwareOne は、Olos Tecnología e Sistemas がハイブリッド環境を開発し、より迅速な成果を出せるよう支援するために Azure Arc に目を向け、「リフト & シフト」を超える移行エクスペリエンスを提供しました。

2025 年 5 月 9 日

クラウド アーキテクチャは、あらゆる点で変革をもたらします。クラウドは、より豊かな柔軟性、より優れたセキュリティ、より俊敏な環境、そして AI ワークロードを扱う能力を組織に提供できます。しかし、オンプレミス環境を持つ企業は、多くの未知の要素があるため、なかなか移行に踏み切れないことがよくあります。どれくらいの費用がかかるのか?データは安全に保たれるのか?レガシー システムは最新のクラウド プラットフォームと互換性があるのか?そこで、ハイブリッド環境が戦略的なソリューションとなり得ます。これによって、組織がサーバーを維持し、両方の利点を活用できるようになります。

ここで SoftwareOne の登場です。30 年以上にわたり業界をリードしていいるクラウド ソリューション プロバイダー (CSP) で、マイクロソフト パートナーでもある SoftwareOne は、90 か国以上で、作業環境の最新化とワークロードのクラウドファースト環境への移行を検討している組織に対し、アドバイザリ サービス、移行、実装、サポートを提供しています。SoftwareOne は、6 つの全ソリューション パートナー認定と複数の Specialization を獲得しており、Azure 移行および Microsoft 365 統合サービスを提供し、世界中で 760 万以上のアクティブ ユーザーのクラウド ジャーニーをサポートしています。実際、SoftwareOne は Microsoft DCO (データセンター最適化) チームと協力し、9 社のパートナーをその取り組みにオンボードしました。これは、SoftwareOne のクラウド移行能力の高さを示すコラボレーションです。SoftwareOne の取り組みは、「Business Transformation – Copilot」(インドネシア支社) や「Country Partner of the Year」(香港) など、複数の Partner of the Year Award の受賞につながっています。

SoftwareOne は、その成功の多くが、Microsoft テクノロジのパワー、俊敏性、カスタマイズ性によるものと考えています。SoftwareOne Brazil のチャネル セールス ディレクターである Cleber Bueno 氏は、このパートナーシップについて、「SoftwareOne が今日存在するのは Microsoft のおかげです」と述べています。

SoftwareOne は、Microsoft テクノロジと自社のフライホイール最適化アプローチを組み合わせることで、変更管理に対する人間中心のアプローチで実装と移行を支え、最新化と導入を推進しています。クライアントの理解を中核に据え、移行を支援するアドバイザーとして行動し、クライアントが新しいソリューションを真に理解して、管理するためのツールを提供しています。

処理速度の低下につながる手作業のプロセスとオンプレミス環境への対処

クラウドへの移行に頭を悩ませていた企業の 1 つが、ブラジルを拠点とする通信ソフトウェア開発会社、Olos Tecnología e Sistemas でした。Olos は、統合されたプラットフォーム上で高度な音声、テキスト、ソーシャル メディア コミュニケーションを提供する包括的な顧客ジャーニー管理企業であり、顧客に十分なサービスを提供できるかどうかは、俊敏性と柔軟性にかかっています。同社はすでに約 8 年間、さまざまな実装において SoftwareOne Brazil と協力しており、Microsoft テクノロジへの投資から一貫した成長を遂げていました。

Olos は、自社のレガシー システムがライセンス、サービス、インフラストラクチャのコストにおいて大きな課題を引き起こしていることに気づいたとき、SoftwareOne に問題を解決するよう依頼しました。レガシー システムは、コストを決定し顧客にライセンスを提供するのに手作業によるプロセスを伴っていたため、大幅な遅延が発生し、カスタマー エクスペリエンスに摩擦をもたらしていました。

携帯電話を見ている 2 人の人物

「SoftwareOne が今日存在するのは Microsoft のおかげです」

— SoftwareOne Brazil チャネル セールス ディレクター、Cleber Bueno 氏

Azure Arc で「リフト & シフト」の先へ

SoftwareOne は、Olos の主要部門 (財務、運用、技術) でステークホルダーと協力し、最善のアプローチを決定しました。Olos は、レガシー SQL サーバーを維持することが重要であると同時に、クラウド コンピューティングの利点を活用したいと考えていることを明確にしました。そこで SoftwareOne は、Azure Arc を使用したハイブリッド環境の開発を提案しました。

Azure Arc が選択されたのは、簡素化された管理機能と、Olos をサービス プロバイダー ライセンス契約 (SPLA) モデルからより俊敏な従量課金制の CSP モデルに簡単に移行できるためです。ライセンス構造のこの変更は、Olos がワークロードを移行することなくオンプレミスのインフラストラクチャを維持できることを意味し、同時にコスト削減と運用効率の改善も実現しました。SoftwareOne のグローバル チャネル プログラム責任者である Rodrigo Eleoterio 氏は、Azure Arc を、Olos がレガシー サーバー SPLA モデルを Azure Arc を使用した CSP ライセンスによるハイブリッドな新しい現実へと接続するための「橋渡し」であると表現しました。

SoftwareOne は、サーバーのごく一部を対象とした 30 日間のパイロットをローンチしました。ステークホルダーが完全な移行の可能性を認識すると、SoftwareOne はフライホイール アプローチを実装し、Olos の IT チームを移行でサポートしました。最終的には、移行を実行するためのツールを提供しました。

Eleoterio 氏は、「SoftwareOne の技術チームは、(Olos チームと) 協力して同社のスキルを強化し、実装に備えさせ、ジャーニーを支援しました」と説明しています。同氏は、最終的に Olos が新しい現実に適応し、究極的にはそれを自らのものとして受け入れるのを支援することこそが、SoftwareOne ソリューションの最大の付加価値の 1 つだったと続けています。この変革は、Microsoft DCO プログラムによって一部可能になりました。このプログラムは、Olos がレガシーの制約を打破し、最新のハイブリッド モデルに移行するのを支援するために、的を絞ったガイダンスとグローバル サポートを提供しました。

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「私たちは常にサポートを提供する体制を整えています。...たとえ簡単な変革であっても、成長痛はつきものです。私たちの目標は、そうした痛みを最小限に抑え、顧客が成長するのを支援することです」

— SoftwareOne Brazil チャネル セールス ディレクター、Cleber Bueno 氏

人とテクノロジの変革を組み合わせて成功へ

最終的に、成功を導くのは、クライアントを重視し、人間体験を最優先するという SoftwareOne の取り組み方です。特に、Olos の移行においてもそうでした。Bueno 氏は、SoftwareOne のアプローチがなぜそれほど重要なのかについて、次のように説明しています。「私たちは常にサポートを提供する体制を整えています。なぜなら、たとえ人々が技術に精通している場合であっても、これほど大きな変化には人間的な要素が伴うからです。たとえ簡単な変革であっても、成長痛はつきものです。私たちの目標は、そうした痛みを最小限に抑え、顧客が成長するのを支援することです」

この考え方は、報われました。Olos は移行後、ほぼすぐに測定可能な改善を実現しました。コストの削減、自社顧客のオンボーディングの高速化、リアルタイムのコスト透明性を実現し、SPLA ライセンスによって引き起こされていた運用上の摩擦を解消しました。Azure Arc の導入により、手作業の月次監査から自動化された時間ごとの使用量ベースの請求へと移行し、内部リソースを解放して収益性を向上させました。Azure Arc の使用により、ハイブリッド アプローチに内在する可能性が開かれ、CSP ライセンス モデルへの切り替えにより、大規模なワークロードの技術的な移行を必要とせずに、すぐにプラスの効果が現れました。このソリューションは、Olos のレガシーのオンサイト インフラストラクチャを尊重しながら、Azure ベースのワークロードにより効率性、品質、セキュリティを向上させました。特に、Azure Arc のおかげで Olos がインフラストラクチャを中断することなくライセンス変革を行えるようになり、自社の顧客に最新のクラウド機能と高度なテクノロジを提供できるようになりました。

Eleoterio 氏は次のように述べています。「(Azure Arc は) 環境の透明性、効率性を向上させ、コストを削減します。それは、(Olos) のレガシーを尊重しながら最新化し、新しい現実へと導くことを可能にします」と述べています。

SoftwareOne は、今後を見据え、これはほんの始まりに過ぎないと考えています。Azure Arc はすでに SQL Server の最新化を可能にしており、Microsoft が追加のワークロードのサポートを展開するにつれて、SoftwareOne はこのモデルを拡大することに意欲的です。柔軟なライセンス、ハイブリッド互換性、そして人間を最優先する実装アプローチの組み合わせは、Olos のようなより多くの企業が、独自の条件でクラウドへの第一歩を踏み出すことができることを意味します。

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