Two professionals seated in discussion, reviewing documents during a business meeting in a conference setting.

アジア全域で組織が AI 導入を加速させる中、Avanade Japan は実用的でインパクトの大きいアプローチを切り拓いています。そのアプローチは、業務プロセスへの深い理解、責任ある AI、そしてテクノロジを通じて人々を支援するというコミットメントをベースにしています。今回は、この分野での成功事例を、主要なマイクロソフト・パートナー企業の経営幹部へのインタビューを通じてインパクトのあるストーリーに焦点を当てる「Frontier Forward:アジア エディション」シリーズでご紹介します。 

 

エピソード 3:日本企業における AI トランスフォーメーションに対する Avanade のアプローチ 

Frontier Forward:アジア エディション」でのエピソード 3 では、Avanade Japan の代表取締役社長である Junichi Suzuki 氏を迎え、AI がどのように日本全国のフロントライン業務、基幹システム、そして企業文化を再形成しているのかを深く掘り下げます。今回のエピソードでは、Avanade と Microsoft がそのように共同でイノベーションを推進し、AI を有望なコンセプトから信頼できる日常業務のパートナーへと変容させているかを紐解きます。 

 

 

 

 

対話の主なポイント 

  • AI エージェントは業務のパートナーに: Avanade Japan は保守、カスタマー サービス、予約、バックオフィス部門にわたって大規模な AI エージェント ネットワークを展開しており、チームが反復作業を自動化し、意思決定を改善できるよう支援しています。 
  • 小さなものから始める –– MVP (実用最小限の製品) から、その後スケーリング: AI の導入を成功させるには、明確に定義されたユース ケースから開始し、現場のチームとともに効果を検証して、継続的なフィードバックを通じて段階的に拡大していくことが求められます。 
  • 深いプロセス理解が真の投資収益率 (ROI) を生む: AI プロジェクトが成功するのは、組織がビジネス ワークフローを徹底的にマッピングし、測定可能な主要業績評価指標 (KPI) を定義して、AI を実務ニーズに適合させたときです。 
  • 責任ある AI とガバナンスの組み込みが必要: Avanade Japan は、設計段階から公平性、透明性、プライバシー、セキュリティ、説明責任を強調し、AI システムが組織全体で長期的な信頼を得られるようにしています。 
  • 変更管理は不可欠: ワークショップ、コミュニケーション、現場での関わりは、チームが AI を脅威ではなくパートナーとして捉え、抵抗を減らして導入率を向上させるのに役立ちます。 
  • 民主化された AI エージェントの未来: Avanade は、IT 部門だけでなく現場の従業員が、Microsoft Cloud、Azure OpenAI Service、Microsoft Copilot のテクノロジを使用して、独自の AI エージェントを構築およびカスタマイズできる環境の実現を構想しています。 

以下の動画または全文のトランスクリプトで、Avanade Japan がどのように自社と顧客のために AI の最前線を形作っているか、詳細をご覧ください。
 

最新情報の入手 

この地域全体でイノベーションを推進するマイクロソフト パートナーによる事例については、「Frontier Forward:アジア エディション」で引き続きご確認ください。 

トランスクリプト全文: 

免責事項: このトランスクリプトは AI が生成するものであり、誤りが含まれている場合があります。正確な内容については、元の音声またはスクリプトをご確認ください。 

Hiromi Oka:  

本日はご参加いただきましてどうもありがとうございます。パートナー チームでご一緒させていただいているパートナー様と一緒に、最新の情報、そして今のトレンドなどをお話しさせていただくインタビューになっております。Avanade の鈴木様、本日はどうもありがとうございます。 

まずは、20 周年を迎えた Avanade Japan 様ですが、鈴木さんの簡単な自己紹介、お願いできますでしょうか? 

Junichi Suzuki: 

改めまして、本日はこのような機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 

私は、グローバル IT コンサルティング会社である Avanade の、日本法人の代表取締役社長をしております鈴木です。我々 Avanade は、お客様、企業の AI、それからデジタル変革というものを支援しております。これまでさまざまな業界業種のお客様とともに、AI やクラウド、それからデータ活用と、こういったものを通じて、現場業務の生産性向上であったりですとか、新たなビジネス価値の創出、こういったものに取り組んでまいりました。 

私たちのミッションは、テクノロジの力でお客様の競争力を高める、そして現場の働き方や企業文化そのものを進化させることにあります。我々グローバルの会社でございますので、グローバルの知見と日本市場での経験を融合して、現場の生産性、それから品質、安全性、顧客体験、こういったものを最大化できるように、日々チャレンジを続けております。本日はこれまでの我々の経験であったりですとか、最新の AI 活用事例をもとに、皆様のご参考となる情報をお伝えできれば幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 

Hiromi Oka: 

鈴木さん、ありがとうございます。鈴木さん、ご自身も Avanade さん、長いんですよね?  

Junichi Suzuki: 

もう 18 年目になりましたかね。 

Hiromi Oka: 

すごいですね。じゃ、オンプレ時代からどんどん進められてて、今や AI に入ってきたっていうとこですかね。 

Junichi Suzuki: 

そうですね。私が代表取締役になったのは 3 年前ですけれども、まさに生成 AI が世の中に出たタイミングというところでしたので、本当にテクノロジの変化、進化がこの 17 年間でも数多くあったかなと思います。 

Hiromi Oka: 

ありがとうございます。では、もうすでに組織全体、グローバル、そして日本のインダストリーなどを含めて、ビジネスをご一緒させていただいているというところですけれども、17 年の中でも特に最近印象的な事例、クラウドとか AI を活用したところで何かございましたら教えていただけますでしょうか? 

Junichi Suzuki: 

直近の代表的な事例としては、我々、当社が支援をしている大手企業グループ様における AI エージェント ネットワーク、これの全社展開プロジェクトというものを少しご紹介したいかなと思います。このプロジェクトでは、企業活動のあらゆる現場に AI エージェントを導入して、従来は人手や属人的なな判断に依存していた業務を、大幅に効率化をいたしました。たとえば整備部門は、AI が過去の整備記録であったりですとか、部品在庫データ、こういったものを元に、最適な整備計画であったりですとか、シフト案を自動で生成をする。作業手順書の音声ガイドであったりですとか、部品発注アラート、こういったものも AI が担うことでですね、作業者の負担軽減、あるいはヒューマン エラーの低減というものを実現しております。 

それから、カウンターにおける業務とかでは、AI のチャットボットが、危険物の判定であったりですとか、他言語の案内、それからラウンジへの入室の資格確認など、こういったものを自動化しております。従来はスタッフの方が対応していた複雑な問い合わせだったりですとか、イレギュラーな対応、こういったところも AI がサポートすることで、対応時間を大幅に削減をして、結果顧客満足度の向上にも寄与しているのではないかなと思います。あるいは販売とか予約とか、バック オフィスといったところでも、AI による見積であったりですとか、請求書の自動チェック、契約書の審査、経費の計算の自動化とか、幅広い業務で AI エージェントが活躍をしています。 

Hiromi Oka: 

素晴らしい事例ですね。ありがとうございます。話を聞いていると製造なのかというイメージですけども、現場そして数万規模の AI エージェントの導入ということで素晴らしい事例の共有ありがとうございます。たとえば、これって最初にスタートしてから今現場での改善が感じられるまで、だいたいどれぐらいのプロジェクトを期間的にはやられてたんですか? 

Junichi Suzuki: 

もともとお客様は、我々とは違うベンダー様とこの取り組みを始めていたんですけれども、その中でやはりいくつかいろいろチャレンジがあったので、我々にお声がけをいただきまして、およそ 1 年間ですね、今ご一緒させていただいております。  

Hiromi Oka: 

素晴らしいですね。ありがとうございます。では、次のご質問に移らせてください。このような 17 年間、そして社長様になられて 3 年ということですけれども、直面している課題などで、これを Mirosoft と一緒にどのように乗り越えたのか、もし事例がありましたら教えていただけますでしょうか? 

Junichi Suzuki: 

AI エージェント元年というのが、昨年であったり、今年で会ったり、また来年もなんていうところがありますけれども、多くのお客様が AI、それから AI エージェント、これをどう企業に導入していくかというところに焦点が当たっているかと思います。一方で、その中で大きな課題というところは、現場の起点で本当に価値のあるスケープを見極めてそれを定着させること、ここにあるかなと思っております。特に初期段階においては、この AI を導入するということが目的としてなりやすくて、技術先行であったりですとか、あるいは POC で止まってしまうと、こういうケースがよくあるということは皆様もよく聞かれるんじゃないかなと思います。これは、やはり現場の業務プロセスであったりですとか、あるいは課題というところを、十分に理解をしないまま AI を導入してしまうと、現場の納得感であったりとか、実効性が得られずに、なかなか定着しないということが起こり得るわけです。  

こういった課題をやはり克服していくためには、現場のヒアリングであったりですとか、業務フローの徹底的な分解、こういったものを行って、どの業務が AI 化によって最も投資対効果が高いのか、あるいは KPI が明確になるのか、こういったことを基準にユース ケースを選定していく必要があると思います。特にやはり現場の協力を得るためには、AI 導入の目的であったりですとか、あるいは期待効果というものを、現場のリーダーの皆様と共有をして、現場主導での課題の設定、それから要件の定義、こういったことを重視していく必要があるかなと思います。 

AI エージェントの導入は、1 度にどんと全社展開をするのではなくて、まずは MVP ですね、ミニマム バリアブル プロダクトでしょうか、こういった形で小規模な現場で試行をして、現場からのフィードバックをもとに段階的に機能を拡張、横展開する、こういったアプローチを採用することが重要だと思います。特に技術面では既存のシステムであったりですとか、サイロ化されたデータとの連携、こういったところがやはり大きな壁になるかと思います。これに対しては、Azure の OpenAI であったりですとか、RAG、こういったものを活用して、基幹システム、あるいは現場のその他にある業務システム、こういったものとの連携を段階的に実現をしていく。 

そして、同時に考えなきゃいけないのは、データ ガバナンスとセキュリティですね。やはりこれも初期段階からしっかりと設計に組み込んで、法令遵守、説明責任あるいは公平性、安全性といった、いわゆる責任ある AI、レスポンシブル AI の原則を徹底していくということが大切だと思います。そして当然現場ではですね、この現場の変化に対する抵抗感、AI に仕事を奪われるのでないか、こういった心理的不安も課題となり得ると思います。これに対しては、やはり現場巻き込み型のワークショップであったりですとか、説明会、こういったものを繰り返し実証して、AI は現場の仲間であって単純作業を肩代わりしてくれることによって、より付加価値の高い業務に集中できる、こういったメッセージを浸透させていく必要があります。この現場の声を反映した改善サイクル、いわゆるフィードバック ループですね、これをしっかりと設けることで、現場の納得感と定着を両立して、AI エージェントが現場に根付く文化というものを醸成していく必要があると思います。 

Hiromi Oka: 

ありがとうございます。お話を伺っていると、本当に Microsoft のソリューション スタックをフルに活用いただきながら、やっぱり今の AI 時代で一番大事な「ヒューマン イン ザ ループ」、人間を中心にどのように置くかっていうところ、チェンジ マネジメントなどワークショップ、心理的不安を取り除く、本当に Avanade 様がお客様に寄り添って実施していただいているのだなというのが感じられました。どうもありがとうございます。 

では続きまして、ベスト プラクティス、特に Microsoft と協業する中でどのような、1 番良いイグザンプルと言いますか、これまでたくさんプロジェクトをやられてきた中で、今日聞いていただいている皆様に何らかのアドバイスをご提供できるようなことがありましたら、教えていただけますでしょうか?  

Junichi Suzuki: 

やはり、この AI 導入を成功させるためのベスト プラクティスというものは非常に多岐にわたると思います。我々 Avanade は、いわゆるこう現場を起点とした課題の設定で、お客様の業務の理解で、そこから導き出される、先ほど申し上げた ROI とか KPI、こういったものを重視してそのユース ケースを選定するというところにあると思います。そして一方それを、段階的な MVP の展開をしていく、この視点においてやはり Microsoft のテクノロジ、Microsoft 様と一緒にこの MVP をお客様と三位一体で実行していく。最初から完璧な AI システムを目指すのではなく、まずは小規模な、現場や限定的な業務でこの AI エージェントを試行して、そのフィードバックをもとに機能を改善していく。  

こういった現場の実態に即した AI 活用、これをお客様、Avanade、Microsoft の 3 社で推進していく、これこそが大切なことかなと思っております。
AI エージェントが扱うデータの品質とか正確性、安全性、こういったものを担保しないと、現場の方であったりですとか、経営層の信頼を獲得するのは難しいと思っております。特に、責任ある AI の原則、公平性、安全性、説明責任、透明性、プライバシー、アカウンタビリティとございますけれども、これをやはり徹底していく、こういった判断根拠であったりリスクを明確にするということも非常に重要だと思います。そして今後はやはり AI エージェントの民主化ですね、現場自らが AI エージェントを作成、活用できる仕組み、ノーコード、ローコードの開発環境の活用というところも、これからの全社展開、それから自立化に向けた、重要なポイントではないかなという風に思っております。 

Hiromi Oka: 

鈴木さん、ありがとうございます。AI のベスト プラクティスという話でしたが、どちらかというともっと早くから、本当 17 年間鈴木様とご一緒させていただいている仲かと思いますけど、やっぱり三位一体ですね、Avanade 様の知見と Microsoft のスペシャリスト、そしてお客様に寄り添ったご提案というところ、これ本当に Avanade 様と Microsoft、長年ご一緒させていただいて本当にありがとうございます。そして、お話しいただいたデータ ガバナンス、セキュリティ、責任ある AI、  

ここも本当に我々変わってきていて、先月 Ignite でも発表させていただいた Agent 365、ここでも Avanade 様と一緒に最初に取り組ませていただいていると思っておりますので、今後こちらも含めて現場での変革をご一緒させていただきたいなという風に思います。よろしくお願いいたします。では最後に、本日このビデオをご視聴いただいている皆様に、鈴木様から一言メッセージを頂戴できますでしょうか? 

Junichi Suzuki: 

AI はですね、単なる業務効率化のツールではなくて、AI エージェント同士が連携をし、自立的に業務を最適化する。こういった新たな業務モデル、あるいは経営モデルというものを目指していく必要があると思います。これによって現場の業務プロセスというものがシームレスに繋がって、部門横断での知見の共有であったり、イノベーションが促進されていくと思います。単なるコスト削減とか効率化というところに留まらず、顧客体験、従業員体験、こういったものの質的向上、そして新たなビジネス モデルの創出というところに繋がっていくと思います。 

我々 Avanade は、Microsoft 様とのパートナーシップをさらに強化させて、グローバルの最新技術、知見、それから現場の我々のローカルの知見、こういったものを融合させて、この業界、AI リーディング カンパニーとして世界に先駆けた新しい働き方、そして顧客体験を実現していきたいと思っております。ぜひ、我々 Avanade と一緒に、AI を活用した新しい価値創造に一歩踏み出していただければと思います。 

Hiromi Oka: 

鈴木様、メッセージありがとうございます。AI の先駆者として日本の市場をリードしている鈴木社長の知見と、Avanade 様からの PR メッセージ、受領いたしました。皆様にお届けしたいと思います。本日は、お忙しい中、お時間をいただきましてありがとうございます。また日本のお客様と一緒にいろんな AI トランスフォーメーションを推進させていただきたいと思います。本日は、お忙しい中、お時間をいただきましてありがとうございます。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 

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